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エヴァな日々


エヴァのQを観てきた。

アニメ「エヴァンゲリオン」は、
最初のTVシリーズが放映中の、
世間ではまだほとんど認知されてないころ、
仕事で関わっていた媒体が取り上げていたので、
それが縁で観始めたのだが、
その世界観と表現方法が斬新で、
あれから16年ちょい経った今も、
リメイクの新劇場版をチェックするはめになっている。

エヴァは前売りの発行枚数が少なく、
金券屋には格安券はほとんど出回らないので、
上映館の株主券のような特別割引券を1200円で購入して観賞。
差額の600円は昼飯代にしたから、
ランチ付き観賞券みたいなものか。

で、映画の内容はというと、
今回で劇場版4部作の3回目だが、
まあ、面白かったよ。
かなりぶっ飛んでて、えげつなかったけれど、
アニメというと子どもの夢物語だった世代からすると、
今やアニメは小説なんか目じゃないくらいに、
想像力豊かな世界を構築していて、
安部公房を読んでいるくらいのカタルシスさえ味わえる。

イマジネーションという意味合いを、
今やもっとも堅実に表現できる媒体はアニメなのかもしれない。
かといって、この世界に慣れてしまうと、
表現方法自体が行き着く先、すなわち終わりに近づいて、
ほんとうの意味でのイマジネーションは死に絶えてしまうのだけどね。

ところで、上映前にコーヒーを買うために売店に並んでいると、
アニメを見るような感じじゃないかっこいい男の子と、
これまたきりっとしていてしかもかわいい女の子が前にいて、
男の子がポップコーンと飲み物とエヴァの初号機のフュギア付きの
セットを注文していたけれど、
20代半ばっぽい男女がこういうアニメをデートで観にきて、
オタクっぽいアイテムをさらっと買えて、
しかも彼女がそれにたいしてさも当たり前のようにいるのが、
時代の格差なんだなぁと感慨深い。

まあ、その違和感よりもセットで1400円という値段に、
こんなもん原価400円もせんやろと思うと、
1000円近い利益か、おいしいな、ぼろ儲けやんと思う自分のほうが、
なんか別世界の人のようだ。

でも、なんだ。
みなさんきちんと正規料金で入場し、
おまけに2種類あるパンフレットなんて買っちゃうと、
4000円くらいの金額を支払うことになる。
さらには、グッズなんかに手を出しちゃうと、
いったいどのくらいのお金を、
エヴァの映画1回につぎ込むことになるのか?

まあ、漫画・アニメ産業は、だいたいにおいて
お小遣いをいかに吸い取るかが命題なわけで。
いったいどれだけのお金が動いて、
それで飯を食えている人がたくさんいて、
どうやればどんだけのお金を吸いとれるかもわかってて、
それを忠実に実行しているこのひとたちの世界観は、
劇中のエヴァの世界観よりもずっと鮮明だ。

エヴァの世界観の核は「人類補完計画」という代物なのであるが、
実のところ「金銭補完計画」でしかないといったのが、
本日のオチということで。

とある日々 | 23:21:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
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