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柳じゃなくて紅葉


長岡京市にある「柳谷観音」へ紅葉狩りに。

長岡京で紅葉といえば「光明寺」となる。
雑誌、ネットの観光情報でも
紅葉の名所としてとりあげられるくらい。
その分人も多く、この三連休の人出はそうとうなものだ。

確かにここは紅葉の参道があったりで、
紅葉狩りにはうってつけかもしれないが、
なにせシーズン中は人、人、人。
昔はとらなかった拝観料も、
紅葉のシーズンだけ500円かかる。

それに比べ、長岡京の街中から4キロほど
山間に入った柳谷観音は、確かに交通の便は悪く、
バス便がないので車でしか行けないが、
人はまばらで拝観料もとらない。

奥の院の前の参道は紅葉が覆いかぶさり、
頭上を見上げると、
赤、黄、緑に空の青さがちらばり、
まるで万華鏡のような風景を演出していた。

それは美しいという陳腐な言葉で言い表せられるものではなく、
何も足したり引いたりできない佇まい。
しばし、ぽかーんと口をあけて眺めた。
神さんというのはこういうところにいるのだな。

寺社仏閣というのは、祀ってある神や仏に
神気があるわけではなく場所にある。
多くの場合は、本殿と呼ばれる場所ではなく、
もっとひっそりと神気を発しているところがある。
寺社仏閣というのは、そこに神や仏を祀っているから
そういう場所であるのではなく、
そういう場所に本殿を建てているだけなのだ。
しかも、その実は神と呼べないものまでが祀られていたりさえする。

どれがまっとうで、どこがまっとな場所なのか?
それは自分で感じるしかない。
少しでも嫌な感じのするそういう場所は、
いくら有名だからといってもすみやかに離れたほうがいい。
かといって、やけに気分が高揚するところも
これがまたケバいデコレーションみないなもので、
よからぬもに惑わされたりする。

真に神々しくて凛としている場というのは、
質素で何かが特出しているものでもなく、
やさしくもなく気高くもなく、
それでいてちょっぴり近寄りがたい一本筋が通っていて、
ただただそこに存在するといった、
まるで宇宙のようなところです。

酔っぱらいの戯言 | 23:12:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
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