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ラーメン音痴
121009-2.jpg

本日の昼食は、実家近くのラーメン屋で。

濃い醤油に背油たっぷりの京都ラーメン。
京都のラーメンといえば、
BGMに琴の調べ、細麺に薄味のスープというイメージだが、
実態はその逆で、麺が見えないほどの濃い口の醤油をベースに、
鶏ガラや豚骨でダシをとって、背油がギラギラ浮かびあがるといった、
どっちかというと京都人の裏の顔を体現した代物だ。

まあ、京都には行列するほどの人気店はさほどないのだが、
ラーメン屋ほど評価がはっきりしている食べ物屋はなく、
世間で出回っている評判には顕著なものがある。
旨いところは旨い。まずいところは絶対的にまずい。
非常にわかりやすいのがラーメン屋だ。
それでも、ネットの評判などを見ていると、
皆さん一家言お持ちの方が多いようで、
深い分析と経験値からのコメントには感心させられる。
ラーメン通の間では、旨いと評判の店でも意見がわかれており、
各人のこだわりがかいま見れて面白い。

世にいるラーメン通は、
よっぽどの数のラーメンを食べているのか、
非常にラーメンの味にうるさいのだが、
反対にラーメンしか食べていないので、はっきりいって味音痴だ。
だいたいラーメンの味は基本的にラーメンの味なので、
味の感知範囲はごくごく狭い。
その狭い味覚帯をどう判別するかには長けているが、
それ以外の料理にはまるっきし鈍感だったりする。

だいたい、評判がいい店というのは、
不特定多数が美味しいと感じるということなので、
味覚の個人差を考えると、評価がわかれても当然なのだが、
いわば、評判がいいというのは多くの人が美味しいと感じる、
無難なところをついているわけで、
突拍子もなく美味しいというのは存在しえない。

そう感じる味に巡りあえたらなら、
それはおそらく自分の味覚にドンピシャだっただけである。
それは、子どものころから慣れ親しんだおふくろの味だとか、
普段食べて美味しいと感じる味だったりとか、
幸せな出来事にひも付けされている味だったりとか、
きわめて個人的な味覚にあてはまっただけのことで、
それが万人に美味しいとはまったく限らない、
というか、それがほかの人にとっては何でもない味や、
激まずだったりしたりもするわけで。

味を批評するなら、あらゆる食材、あらゆる種類の料理を口にして、
舌の感知レベルをマックスにもっていかなければ成り立たないし、
それでも個性というものが圧倒的に味覚に影響するのに、
ラーメンだけを食べ続けている人に、
しかも、ラーメンみたいに食材も調味料も
限定された料理の味しか食ってない舌では、
実際はラーメンの味さえもきちんと判別できているわけではないだろう。

そう考えると、出版物やネットなどでしたり顔でラーメン屋の
批評をしている輩などは、
自分にとってラーメンの味はコレだと主張しているだけのようなもので、
なんの参考にもならない。
いってみれば、音楽というジャンルで、
AKBのメンバーを吟味しているようなもんです。

で、本日のラーメンは、可もなく不可もなく。
ただ、たまに無性に食べたくなり、
食べ終わると、なあんだ、と思う。そんな味です。

酔っぱらいの戯言 | 23:36:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
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