FC2ブログ
 
■プロフィール

◉ 温泉呑んべえ

Author:◉ 温泉呑んべえ
at:東京・阿佐ヶ谷
favorite:温泉・酒・レトロ




▼リンク

どこにでもある風景
バーチャル神社

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

正・きつね丼


京都の渋い大衆食堂シリーズも、第三弾にして完結編?
今回は三条寺町にある「常磐」。

観光客で賑わう新京極通りと並行しているのが寺町通り。
混んでいる新京極通りを避けてこちらを歩くのが地元民だが、
三条通りを越えて御池通までの間の数百メートルは、
ほとんどの人が三条通を曲がって河原町通りに抜けてしまうので、
地元の人もあまり通らないデッドストリート。
でも、地味だけれど京都らしいお店もちらほらあって、
独特の雰囲気が残る一角でもある。

そんな寺町三条上ルに、
なんともまあ鄙びた大衆食堂が残っていることは、
京都の人もあまり知らない。

この店、これでも創業明治11年。
さすがは京都の時間の流れ具合ではあるが、
ここもザ・大衆食堂そのもの。
看板には大きく生そば、とあるけれど、
メニューは和定食から丼ものからうどんそば、
いわゆる町の食堂となんらかわらないメニューがうれしい。

ただ、この店の特徴は客の半分くらいが、
外国人観光客であること。
おそらく世界の観光客の定番ガイドブック、
「ロンリープラネット」に掲載されているのだろう。
メニューも写真入りの英語表記が用意されていて、
ミシュランの店なんかお財布がもたないよっていう人たちにとって、
立地のよさと値段の安さ、さらには日本の大衆食堂で
不自由なく食事ができることで、
実は、外国人観光客にはかなり有名な店であることは間違いない。

自分も海外に行くときは、
こういう地元の人たちがいくような大衆食堂で食事をするが、
そのとき同席している地元民が見ている風景を
逆に感じられるのが、けっこう面白かったりする。
外国人がこういう場末の食堂で、
和定食や中華そばや天ぷら丼を
ぎこちない箸づかいでうれしそうに食べているのは、
まさしく海外での自分を見ているようだ。

まあ、それは置いておいても、
こういう店のいいところは、
昼酒が楽しめるということ。
特にここの熱燗は好みの熱々でくるし、辛口の酒で旨い。

さらに、ここのきつね丼は、
これこそが京都の正真正銘のきつね丼といってもいいほど、
シンプルかつ出汁と醤油のきかせ具合が抜群。

120411-2.jpg

きつね丼で熱燗を一杯。
隣りの会話はフランス語。
なんともシュールな午後ではないか。

大衆食堂 | 17:53:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する