FC2ブログ
 
■プロフィール

◉ 温泉呑んべえ

Author:◉ 温泉呑んべえ
at:東京・阿佐ヶ谷
favorite:温泉・酒・レトロ




▼リンク

どこにでもある風景
バーチャル神社

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

渋くてあったかい昭和
 
 
今宵は、十条にある「斉藤酒場」で一杯。 

 
昭和3年開業の老舗。 
といってもお高くかまえている店ではなく、 
まさしく大衆酒場。 
 
店内には、昭和を通り過ぎてきた時代の残り香が漂い、 
ええ感じに鄙びている。 
開店は午後4時半と少し早め。 
それでも開店前には数人の人が店の前で待機。 
暖簾がかかると同時に店内に吸い込まれていった。 
 
真ん中にある、ちょっと傾いた小さめの木のテーブルに席をとる。 
3人のおぼちゃんたちが、開店直後に入った10人ばかり客の注文を 
さささっとこなし。 
店内はすでに酒呑みたちの、いいあんばいで満たされている。 
 
ビール大瓶(黒ラベル)にしめさば、それとすじこおろし。 
のち、にごり酒を二杯。 
 
通り雨がきて、少し開けられた入口の扉から、 
足早に駆けて行く人や雨が激しく路上に落ちるのが見える。 
その雨音を肴に呑む。日本の夏の終わりの風情。 
少し前の日本には、あたりまえだったことが、 
どんどん消えて行き、 
こんなことに感動している自分に驚く。 
 
約1時間滞在するうちに、店内は30人ほどでほぼ満席。 
新しい客がやってきた頃合いで店を出た。 
 

 
 

隣り町の赤羽まで出て、今度はおでん。

 
駅を出て左に少し行くと赤羽一番街という古くて小さなアーケード街がある。 
夕方というのに、ほとんどシャッターが閉まっていて閑散としているが、 
その一角に、何人かの人影がある賑やかな場所がある。 
丸健水産」はもとはといえば、おでんダネの蒲鉾屋さん。 
その店先で、呑みながらおでんというのが、ここのスタイル。 
 
お酒は缶ビールにワンカップのお酒と缶酎ハイのみ。 
目の前にはどでかく四角い鍋におでんがぎっしり。 
さっそく、大根、ちくわぶ、玉子に、生姜天。 
正面のカウンター脇で、これを肴に缶酎ハイ。 
錬りものの油がしみた出汁は、 
こくがあって薄くも濃くもなく、ちょうどいい味。 
その出汁をめいっぱいすい込んだおでんダネ。 
 
こりゃ旨い。 
さらに缶チューハイと、 
今度はじゃがいも、がんも、それにイカゲソ天を追加。 
 
ひっきりなしにやってくるお客さん。 
二軒目だよと言ったばっかりに、 
うちは、呑んできた人には1本限りですと言われて 
しょんぼりしているおじさんたちや(自分もニ軒目だけど)、 
お持ち帰りで大量に買って帰るおねえさんもいて、 
寂れたアーケード街は、おでんの温かさもあってか、 
ここだけが幸せな雰囲気に包まれていた。 
 
このおでん。美味しいのでどんどん入るが、 
さすがに食べ過ぎと思い、このへんで店をあとに。 
近くの「まるます家」を覗いてみると、空席がちらほら。 
人気店なのでいつもお客さんで一杯だが、夕立の影響なのか。 
ちょっと一杯といきたいところだが、 
お腹が一杯でもう無理だ。 
 
激渋の昭和酒場と、昭和の夕暮れを思い出させるおでん。 
昭和な夜を満喫。


外呑み | 23:43:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
No title
渋い!
チェーン店でない居酒屋はまだまだ健在なのですね。
しかもちゃんと繁盛している。
共通してるのが、お店が新興住宅街ではないということかな。
2011-09-07 水 16:21:37 | URL | MQ~ [編集]
No title
MQ~ さん
ほんとの酒呑みは店を選びます。
2011-09-07 水 23:17:28 | URL | 本人 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する