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◉ 温泉呑んべえ

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ぼろぼろの居酒屋


 
友人たち3人で呑む。 
 
池袋の「まるさん」。 
友人のひとりの行きつけの店。 
 
最初、ぼろぼろの店と聞いていてので、 
どんなところかと思いきや、若干年月は経っているだけで、 
まっとうな店だった。 
 
自分にとってのボロボロのレベルはあばら屋。 
そこまではいかなくても、 
床が傾いているとか、 
机や椅子の型がバラバラだとか、 
メニューが色あせて読めないとか、 
コップが大関のワンカップだったりとか、 
年寄りがひとりで切り盛りしているとか、 
やっているのか、いないのかわかんないとか、 
煮込みだけが異常なほどに旨いとか、 
わけのわからない一品があったりとか、 
温泉街のお土産のような置物が飾ってあったりとか、 
していてほしい。 
 
で、この店。こじんまりしていて、料理もわりといける。 
池袋の駅近であるにもかかわらず、喧噪とはほどとおい雰囲気。 
適当に古びていて昭和チックともいえなくもない。 
なかなかいい呑み屋ではある。 
近くに会社がある人ならば、毎日の晩酌に通うのも悪くはないだろう。 
 
だけど、遠方からわざわざ来るほどではない。 
そう、琴線にふれるものがないのだ。 
ならば、この店のすぐ近くにある「ふくろ」。 
ここは朝の7時からやっているという、ゆる〜い雰囲気の呑み屋で、 
まさしくTHE大衆酒場。 
こちらのほうに何百倍も惹かれてしまう。 
 
ふと、店内を見ると10時をまわって入って来たお客さんが、 
ひとりで晩飯代わりに晩酌をしていた。 
かなり、わびしい雰囲気を醸し出されていたが、 
これがもし、自分好みの酒場だったら、 
そういう雰囲気の人を見るのはまれである。 
 
多くの人にとっては、うらさびれた酒場で呑むのは、 
わびしい人たちというイメージがあるかもしれないが、 
実際、そういう店に来るお客さんは、一人であろうと 
呑んでるときはみなが幸せ。別にニコニコしているわけでもないが、 
酒を呑む幸せを感じている気持ちは、雰囲気となって店全体を包み込む。 
逆に、この店のような中途半端にまっとうな店で呑んでいる一人客は、 
だいたいにおいて、わびしい。 
見ていて、お酒美味しいですか?と、問いただしたくなるくらいに。 
 
酒を大好きで呑んでいるか、 
そうでないかということはすごく重要なのだ。 
酒が大好きな人が集まる呑み屋は、繁盛するから店が長続きする。 
そういう店はたいていが安い店なので、そんなに儲からない。 
結果的に、店はぼろぼろになっていき、 
ええ感じの雰囲気を醸し出すこととなる。 
 
それはとどのつまり、酒を愛した人たちの歴史的建造物。 
世界遺産を訪ねる旅のように、それら酒場遺産を訪ね呑む。 
酒呑みにとっては、まさしくそれは旅なのである。 
 


外呑み | 23:16:34 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
No title
う〜ん、関心しきりです。
2011-09-06 火 20:57:37 | URL | MQ~ [編集]
No title
MQ~さん
たんなる呑んべです。
2011-09-07 水 09:49:30 | URL | 本人 [編集]
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