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目鯛さん
昨夜の晩餐は、芋焼酎(千鶴)の水割り。
あては目鯛のさしみに目鯛飯。



目鯛は、鯛というより、いなだの味に近い。
目隠しして食べたら間違うほどである。



全長約40センチの鯛1尾が1280円で目鯛が680円。
どちらも相場からすると安いといえば安いのだが。
鯛はやはりお目出たいときに食べるもの、
普段は目鯛でも大満足だ。

商店街の魚屋が蕎麦屋に衣替えしてから、
魚の調達はもっぱらスーパー。
魚をさばく人件費の節約で刺身にする手間をはぶいているのか、
とにかく、いつ行っても何かしらの魚が1尾売りされている。

安かろう悪かろうで、もの自体はけっして上物ではないのだが、
地元にはなかなか1尾まるまる売っているところがなく、
最近は鮮度もまずまずなものが多いので、けっこう重宝している。
刺身を買うのと1尾かって自分でさばくのとでは、値段にして3倍以上も違うし、
おまけにアラまで付いてくるのだから断然お得なのだ。

値段はさておき、何よりも自分で魚をさばくと
命をいただくという実感がリアルにわかって、
包丁を入れる前には、真摯な気持ちにもなれる。

包丁の動きに合わせて口がぱくっと開いたりしたときは、
一瞬心臓がドキンとしたり、
ごめんねとありがとうの入り混じった感情が湧き出てきたり。
牛や豚や鶏は、自分でさばくことは出来ないけれど、
おそらく、これ以上の衝撃があるのだろう。

魚くらいで大げさな話かもしれないけれど、
この感情は、製品としての食肉しか接していなければ、
けっして得られないものかとも思う。

自分が子どもころは肉屋に行くと、
まるまるの鳥や豚や牛の姿がわかる大きな肉のかたまりが、
奥の冷凍庫にぶらさがっているのを、普通に見ることができたものである。
中南米に行ったときも、市場では鳥や豚が、
姿はそのまんまで毛だけ丸裸にされた状態で当たり前のように売られていた。

すっと前だが、牛を育てた人の紹介と、
その牛の鼻印を壁に貼っている肉屋を見たことがある。
牛の鼻印が壁一面に貼付けられたその店の光景は、
笑っちゃうほどの滑稽さがあるのだけど、
その鼻の形を見た時に感じた生々しい感じ。
商品としてのお肉とその牛とを直結させるリアル感は、今でもよく覚えている。

お肉を食べるときは、そういう生々しさが必要なのではと思う、
今日このごろである。



家呑み | 11:26:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
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