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ゾウのはな子さん
昨夜の晩酌は、ホタルイカとネギの生姜醤油煮に、
焼酎が今日から「日向木挽」の水割り。



「木挽」は宮崎産の芋焼酎。人工的な固い味で旨くない。
「白金の露 白麹」と同クラスの値段なので、
そう思えば白金の露は、コストパフォーマンスが高いといえるのかな。




昨日は、ぽかぽか陽気に誘われて、
井の頭公園にある動物園へぶらりとお出かけ。

キツネやタヌキや、イタチやヤギや、奈良公園にいそうなシカなど、
普通の動物園では脇役たちが堂々と主役をはっていて、
トラとかライオンやキリンやサイなんか、めっそうもございません、
っていう感じの、まったり感漂う園内を小1時間ぶらつく。

井の頭動物園のアイドル、正式には井の頭自然文化園のアイドル、
といっても今年で61歳になるゾウの「はな子」さんはちょうどお昼御飯で、
飼育係がソフトボールの大きさくらいに丸めた、
草色のだんごを鼻でつかんでは口に入れてモゴモゴ食べていた。



グフグフむせながら食べるはな子さんの姿は、
お年がお年だけに、まさしくおばあちゃんって感じなのだが、
ゾウの厩舎の前だけは人だかりができていて、
さすがにアイドルだけのことはある。
かくゆう自分も、はな子さんに会いにきたわけなのだが。

DVDで「ぐーぐーだって猫である」(大島弓子原作)という映画を見たところ、
はな子さんがちょびっとだけだが出演しており、
井の頭公園にゾウがいる。これは会いに行かねば、
ということでやって来たのだが、このはな子さん。
1949年に戦後初めて来日したゾウさんで、
戦時中に猛獣処分のために殺されたゾウの花子の名をもらい、
上野で数年暮らしたあとに、この井の頭にやって来たそうだ。

生まれ故郷のタイからひとり離れ、
一時は飼育員を傷つけるなど人間不信に陥っていたはな子さんも、
飼育員たちの努力で今では心身共に健康で余生を送っているという。

映画では、飼育員がはな子さんを寂しくさせないために
タイ語で語りかけているシーンがあったのだが、
ゾウは涙を流すというくらいにデリケートな生き物。
群れで生きるゾウがひとり異国で暮らさざるをえなくなって
ノイローゼになるというのも、当たり前と言えば当たり前である。

ノー天気にほけほけ日向ボッコをしている、猿山のお猿たちは別として、
ほかの動物たちも、生気のない目をして狭い檻のなかを、
あるものは意味もなく歩き回り、あるものはすることもなく身動きもしない。

こんな姿の動物を見ていても楽しくないよね(猿山のお猿は除く)。
昨日観た映画「いのちの食べかた」と同じく、
人間はいったい何をやっているのだろう?

井の頭自然文化園をあとにして、
小腹が空いたので、お昼御飯代わりにいせや公園店で
熱燗1本と「今日のおたのしみ」のサバのみそ煮を食す。



平日の昼下がりというのに店内は満員盛況。
温室みたいな広間に、午後のやわらかい日差しが差し込むのを眺めながら、
ひととき、何も考えずにぼーっとする幸せ。
自分はいったい何をやっているのだろう?



| 12:51:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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