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肉18
昨夜の晩酌は、栗焼酎「古丹波」の水割り。
あては、冷しゃぶと冷や奴。



昨夜は何となく豚肉が食べたくなって、冷しゃぶ。

最近、友人とのメールのやりとりで、
「近ごろ牛は食べない、豚はたまに、鳥もほどほどにして、
お肉は魚介類がメインで養殖魚はなるべくパス」と書いたら、
「食べたり飲んだりすることに罪悪感があると…健康によくない」
みたいな返事が来たのだが、
そういうもんかいなと、しばし肉食について思いをめぐらせてみた。

・肉を食べることにとって罪悪感はあるのか?

前にここで書いたことがある「いのちの食べ方」という映画。
肉や野菜が製品化されていく過程をたんたんと記録したものなのだが、
当然、その中には牛や豚や鶏が、
流れ作業でさばかれていく光景も描かれている。

よく屠殺現場を見たら肉が食えなくなるというが、
映像美を追求した作品だったこともあってか、
この映画を見た限りでは、
牛や豚が殺され解体されていくさまを見ながらでも、
ハンバーガーくらいはパクつけそう。
生の目で見て、血の臭いをかぎ、彼らの断末魔を直で聞いたら、
また違うのかもしれないけれど、
現時点の自分には、肉食に関する罪悪感はそれほどなさそうだ。

・じゃ、肉を食べることの弊害は?

肉を食べると怒りっぽくなるのは確かで、
実際、焼き肉などをばくばく食べていたころは、
ちょっとしたことでもカチンときたり、
そばにいる人に八つ当たりしたりとか。
肉食には怒りの感情のコントロールが利かない、
何か特別な作用があるのかもと思ったりするけれど、
だからといって、それが原因で肉を敬遠しているわけでもない。

牛や豚が屠殺される時に感じる恐怖によって分泌される物質が
肉に染み渡ってると、まことしやかに言う人もいるが、
怒りっぽくなることと肉食の因果関係は定かではないしね。

・では、肉は食べ物として美味しいのか?

肉料理の味そのものは、塩やソースや香辛料の味。
肉汁がどうのこうのというが、それも単に油のうま味でしかない。
つまり、何の味付けもしていない肉そのものを食べても、
とうてい美味しいとは思えない。

実際、昨夜食べた冷しゃぶも、
極端に言ってしまえば、
たれの味と脂っこくてほどよい食感だけだし、
刺身食べても大部分は醤油とわさびの味で、
あとはふにゃっとした食感に若干の甘みって感じだしねえ。
素材自体の旨さなら、野菜にかなわない。

・人が肉を食べる、その理由は?

ベジタリアンになった人に対して、
さもそれが特異でおかしいと反応する人が世間には多い。
まるで肉を食べないことのほうに罪悪感を持っているかのよう。

テレビのグルメ番組でも、
おいしそうに肉をほうばるタレントの満面の笑みを
これでもかといった感じでたれ流しているが、
まるで肉がこの地上の最高の御馳走であるかという扱いだ。

いつのまに肉を食べれば力が出るとか、
健康で元気な体になるとか、
まことしやかに言われるようになったのだろう?

肉を食べる、西洋では当たり前のことも、
日本人にとっては、明治以降の近年になってからの食習慣。
牛は労働力だし、鶏は卵を得るためのもの。
豚に関しては、日本書記に
渡来した人の家で豚を飼養しているとの
記述が残っているそうなのだが、
仏教の伝来に伴い食肉の習慣は無くなくなり、
以来日本人の食べ物といえば、
野菜や穀物が中心でそれに魚が加わる程度。
肉を食べなかったからといって、体型はさておき、
生命力でいえば貧弱な民族でもなかった。

ゴリラは肉を食べないが、穀物や果実だけで
あれだけの肉体とパワーを持っているし、
ゾウは草葉や果実と野菜しか食べないが、
同じく大きくてパワフルだ。
太古の昔に棲息したとされるブラキオサウルスは、
全長約23m、体重70〜80t、高さ12〜13mで
草しか食べていなかったそうな。

・肉食は幻想?

もちろん、肉食の動物は肉を食べるし、
というか肉しか食べられないといってもいいのだが、
人間はといえば雑食に分類される。
雑食といえば肉も食べるということなのだが、
これはあくまで肉も食べることができるということで、
腸の長さからみれば、
本来肉を消化出来る体ではないというのはわかること。
人の腸は長くて肉など食べれば、
ウンコが出るまでに腐蝕して体に毒が回ってしまう。
人間はもともとゆっくり消化する草食タイプなのだ。

それはさておき、ひとつ言えることは、
肉=元気の元というのは生物的に根拠がないし、
人は肉を食べなければならない必然性もない。

栄養士が呪文のように唱える、
お肉の栄養も人の体には必要って、
あんた、実験して検証してるんかいなとつっこみたくなる。
肉を食べる人と食べない人との健康状態の差を、
厳密にそれだけを検証した実験があるのかい?と。
もしそれがあったとしても、
肉を食べる人の健康状態が悪いとでるから
表沙汰にできないのとちゃうのん?ってね。

世界には肉など食わなくても、
長生きで元気な人はいくらでもいるじゃまいか。

・では、どうして肉を食べなきゃならないというふうになったのか?

それは、肉を食べないと困る人がいるにほかならない。
つまり、食肉産業。
とにかく肉で儲けている、
とてつもなく巨大な企業が(特にアメリカちゃんにあって)、
彼らにとっては、世界中の人たち(特に先進国)に
肉を大量に消費してもらう必要がある。
ただそれだけの話。

そんなわけで、
「お肉食べようキャンペーン」が地球規模で繰り広げられ、
テレビ、雑誌、あらゆるメディアや、企業のおかかえ、
もしくは企業から何かしらの利益や恩恵を得ている学者や、栄養士を使って、
肉を食べるのがすっばらっしいと,
肉ってこれほど美味しい食べ物はないんだぜって、
子どものころから刷り込まれていくわけですね。
今の日本はそういう状態。

たとえば牛一頭育てる穀物で数百人の飢えをしのげるとか、
ハンバーガーを1個食べると、
その肉を作るために熱帯雨林が何平方メートル消えてゆくとか、
そういう事情が実際にあろうがそんなことはどうでもいいというくらいに、
とにかく途方もないお金が動いているわけね、お肉には。

・ということで。

人間、肉食わなくても死にましぇんし、
それで栄養が足りなくて体を壊すこともありましぇん。
逆に肉を大量に食べる方が病気になる確率が高くなる。

野菜や穀物、それ以外にも生で食べても美味しい食材が
地球上にはごまんとあるし、
肉以外の食材だけでも美味しい料理はいくらでも作れます。

そう思ってみても、習慣というか、洗脳というか、
「お肉キャンペーン」の成果は恐ろしいもので、
肉がまったくない食事はやはり物足りないし、
食べる楽しみからすると、まだまだ肉は手放せない。
魚は大好きだし、たまには動物の肉も食べたいぞ。

まあ、そのうち動物の死骸なんぞ食わなくても平気になれば、
それはそれでよしってことですけどね。

それよか、やはり光合成ができるようにがんばったほうがいいよね。
食費助かるし。(06/27分参照)


家呑み | 15:30:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
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