FC2ブログ
 
■プロフィール

◉ 温泉呑んべえ

Author:◉ 温泉呑んべえ
at:東京・阿佐ヶ谷
favorite:温泉・酒・レトロ




▼リンク

どこにでもある風景
バーチャル神社

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

異系世界


新宿二丁目といえば男のおねさんの街であるが、
温泉仲間の噺家さんがその一画のとあるそれ系の店で、
落語を演るというので聴きにいく。

昔、二丁目の真ん中に呑みにいく機会があって、
とある交差点周辺に老若男が、
何十人もつっ立っている風景に出くわしたことがあるが、
談笑する訳でもなくただお相手を求めて集まる、
熱い男たちの熱気に満ちたただならぬ空気は、
大阪の飛田界隈に足を踏み入れてしまったときに感じた、
街全体を包み込む異様な雰囲気にも似ていて、
まるで異次元をかいま見たかのようだった。

近ごろはこのアタリにはめったに来ないのでわからないが、
街全体を包むあの空気はもう感じられず、
もはや異系世界はここ東京では存在しないかのごとく、
それ系のお店の中も、毒気のないあっけらかんとしたした雰囲気。

落語会はもうひとり、女流売れっ子?落語家を交えたもので、
最前列には男がふたり張り付いていて、
どうやら彼女のおっかけらしく、
片や40代の大学院助手風、片や60代の竹村健一風。

彼ら二人の座席の回りだけは空気が違っていて、
アブ系のお店の中でさらに異彩な空間を作り出すなんて、
異系世界は所を変え形を変え、
世の中のいろんなところにふと顔を出す。

その毒気にやられたのか、
場所がもつ気があわなかったのか、
打ち上げで楽しいお酒は呑めはしたが、
得体の知れない脱力感で、お布団にもぐりこむ。

とある日々 | 23:56:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する