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お子ちゃま温泉
昨夜の晩酌は、新宿西口「つるかめ食堂」で麦茶杯3杯。
あては、マグロ刺身、冷や奴、ひじき、ワカサギの天ぷら。

今年のキャッチフレーズは毎月一度は温泉へ。
ということだったのだが、先月はゼロで早くも5月で挫折。
ところが、今度携わる仕事の取材の同行で、
惜しくも数日遅れとなったけれど、温泉へ行くことができた。
2泊したので、これで無理矢理だけど5、6月分として帳尻が合う寸法だ。

場所は日光湯元温泉。
奥日光にあり、788年に輪王寺を建立した勝道上人によって
発見されたとされる、由緒ある温泉。
湯ノ湖畔に約15軒のホテルや旅館があるが、
いわゆる旅館と土産物屋が固まっている温泉街とは異なり、
木々の合間に宿泊施設が点在しているといった印象の温泉地である。

お湯は白濁した濁り湯でしかも硫黄泉。
いかにも温泉っていうお湯で、
しかも同種のお湯の名湯草津と比べても、
酸性が強くないので湯あたりもいい。

唯一の難点は源泉が70度以上なので加水しなければ適温にならず、
よって温泉成分が薄まることだが、
湯治目的というよりは、
リゾートや静養にぴったりな温泉なので
そう気にすることでもない。
ただ、問題はお湯というよりその客層にある。

日光という超有名観光地にあって、
しかも自然に恵まれているのが幸い、いや災いして、
客のメインは修学旅行や林間学校の学生、
特に小学生の生徒さんがやたらといる。

そういうわけで宿も一般客の予約時にはその旨を確認するくらいなのだが、
のんびりしに行ってガキんちょのきゃあきゃあいう騒音に
遭遇することを良しとする人はまれなので、
ますますお子ちゃま天国ということになる。

実際、1泊目に宿泊したホテルは、
夕方になるとロビーはガキんちょだらけ、
廊下にはガキんちょの歓声。
大浴場はガキんちょ貸し切り。
これじゃ、一般客は来るわきゃない。

結果、日本でも有数の素晴らしい温泉地が、
ほとんど一般の人に知られていないという、
もったいない状況となっているのである。
子どもにとっては温泉なんかどうでもいいのだから、
いや、ほんともったいない話だ。

一方、温泉宿にとっては、
由緒ある温泉地としてのジレンマは多少はあるようだが、
ガキんちょでも客は客。
客が激減して存続さえあやうい宿が沢山あるご時世なので、
大口の定期収入を手離すわけにもいかず、
痛し痒しというか、渡りに船というか、
とりあえずはこれで行くきゃないって感じの、
作り笑いのような状態が、今の日光湯元温泉の姿かもしれない。

それでも小じんまりした宿やこだわりを持った宿は
学生を泊めないので、お湯の良さと自然環境の良さを考えると、
一般客にとっても魅力のある温泉地には違いない。
お手頃なハイキングコースも周辺に沢山あるので、
中高年をメインにリピーターの数も少なくはない。

2泊目に泊まった宿も、家庭的で料理も接客もよく、しかもリーズナブル。
また訪れてもいいかなという良宿であったし、
そのほかにもよさげな宿が数軒あったので、
宣伝次第ではこの温泉地、
団塊の世代を中心に
全国的に注目を集める可能性もなきにしもあらずだ。

ただ、その日の夜も、
宿の近所にある足湯にガキんちょが大挙して現れ
宿の周りできゃあきゃあ騒いでいたので、
ガキんちょと温泉客の共存は性質上難しそう。

まあ、将来的には鮭が生まれた川に戻るように、
この子たちが大人になって、
家族を連れての訪問という微笑ましい温泉になるかもしれないから、
こういう温泉地もあってもいいかもしれないがね。

というわけで、素晴らしいお湯と美味しい料理三昧。
思いがけずのご褒美のようで、
生き返った気がする2泊3日でありました。
感謝。



温泉 | 11:37:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
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