FC2ブログ
 
■プロフィール

◉ 温泉呑んべえ

Author:◉ 温泉呑んべえ
at:東京・阿佐ヶ谷
favorite:温泉・酒・レトロ




▼リンク

どこにでもある風景
バーチャル神社

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

渡る世間は鬼畜ばかり


昨夜は何故か成り行きで「渡る世間は鬼ばかり」を観ることに。

今夜が最終回ということなので、最初にして最後ということになる。
最終回の放映前に、今までを振り返って、みたいな番組をしていたので、
そこから観てしまう念の入れようだ。

このドラマ、世間は鬼ばかりというくらいで、
嫌なやつが出てくる出てくる、難題が降りかかる降りかかる。
ダイジェストなので濃縮されているとはいえ、
よくまあ、こんな鬱陶しい番組を
みなさん好んで観ていたものかというくらいに。

このドラマに出てくる嫌なやつは、あくまで嫌なやつであって、
生きていれば日常的に遭遇するであろう輩ばかりだ。
遺産相続や借金や浮気や離婚や嫁いびりなどなど、
あたりまえのように皆さんが経験している出来事が、
あたりまえのようにいそうな人たちによって、
あたりまえのように展開していく。

しかし、それらはあくまでこのドラマのテイストのとおり、
昭和の家族の物語の話。
遺産相続や浮気や離婚や嫁いびりが、
泣き笑いの世界から憎しみや殺意の世界になっている今、
このドラマの世界は、もはや視聴者にとって、
共感の世界から郷愁と憧れにも似た、非日常世界に昇華してしまったのだ。

かつて、昭和の時代のドラマといえば、こういった、
いわゆるホームドラマが全盛だった。
日常を描いた多くのホームドラマが放映されていたし、
その題材となる家庭が存在していた。
そうやって続いてきた「渡る世間は鬼ばかり」が二十余年。
いつままにか、お茶の間がなくなり、家族団らんがなくなり、
とうとうホームドラマ自体が非日常となってしまった。

「渡る世間は鬼ばかり」の最終回は、すなわちホームドラマの最終回。
ホームドラマの最終回は、すなわちお茶の間の世界の最終回でもある。

次回からはサスペンスドラマ、「渡る世間は鬼畜ばかり」が始まります。

スポンサーサイト



とある日々 | 22:43:33 | トラックバック(0) | コメント(2)
次のページ